占領・戦後史研究会2019年度年末シンポジウムのお知らせ

 占領戦後史研究会恒例の年末シンポジウムを開催いたします。
 今年のテーマは、「象徴天皇制を考える」です。
 テーマの詳細については、「代表から皆様へ」をご参照ください。
 皆様、どうぞ、奮ってご参加下さい!
 また、非会員の方も参加可能です。ご希望の方は、連絡先までメールまたは郵便でご連絡ください。

■ 日時 12月14日(土) 午後1:00~5:00

■ 場所  二松学舎大学九段キャンパス 3号館2階3021教室
1・2号館(受付)ではありませんので、ご注意下さい。
「九段下」駅徒歩8分、「市ヶ谷」「飯田橋」駅徒歩15分



■ 参加費 無料

■ 第1部 シンポジウム(午後1:00~4:45)  
≪テーマ≫ 象徴天皇制を考える
 
● 開会挨拶  村井 良太代表(駒澤大学)

● 報告1 河西 秀哉氏(名古屋大学)
   「『平成流』の天皇制とは――明仁上皇の思想を中心に」

● 報告2 坂本 孝治郎氏(学習院大学)
「〈敗戦後〉象徴天皇制と”Enduring” Monarchy――日英・比較(儀礼)研究の試み」

● 報告へのコメント
  瀬畑 源会員(成城大学)、 茶谷 誠一氏(志学館大学)、 村井良太会員(駒澤大学)
 
■ 第2部  占領・戦後史研究会総会(午後4:45~5:00)
進行と報告 出口 雄一事務局長

■ 第3部  懇親会(午後5:30~)
会場 「西安刀削麺酒楼」九段店(旧店名「小星星」、毎年使用している靖国通り沿いのお店です)
二松学舎大学3号館近く 徒歩3分 電話03-3263-3488
会費 5000円(院生2000円)飲み放題!!

【連絡先】東京都世田谷区駒沢1-23-1駒澤大学法学部 村井良太研究室
連絡先アドレス:e-mail:mr.maron★ktb.biglobe.ne.jp(★を@に変換してお送りください)

      ★★ 代表から皆様へ ★★  
 今年は改元がありました。しかも生前退位によるものです。このことが天皇についてあらためて社会に広く問いかけ、テレビには新たな世代の専門家群が現れたように思います。一身で二生を生きた昭和天皇の後、日本国憲法下初の代替わりであった平成時代の登場を経て、即位時の象徴天皇から新たな象徴天皇へとバトンが渡されたことに思いを馳せます。今年のシンポジウムのテーマは「象徴天皇制を考える」としました。
 象徴天皇制の定着と課題。もとより「考える」には事実が必要です。常に新しい資料を追い求めつつ資料に流されることのないよう努める私たち研究会の伝統を踏まえて、現代政治、日本政治の全体像の中で象徴天皇制をどう分析するのかという観点も含めて議論したいと思います。今年もまた、とても贅沢な布陣となりました。ご報告を坂本孝治郎先生と河西秀哉先生に、ご討論を瀬畑源先生、茶谷誠一先生にお願いしました。お引き受けいただいた先生方に心より感謝申し上げます。なお私も討論者の一人を務めます。
 坂本先生は先の代替わり直前のご高著『象徴天皇がやって来る』(平凡社)がなおも記憶に新しいですが、最近は『「マツリゴト」の儀礼学――象徴天皇制と首相儀礼をめぐって』(北樹出版、2019年)をまとめられ、比較政治学の観点からお話し下さいます。河西先生は最近著『平成の天皇と戦後日本』(人文書院、2019年)のみをあげさせていただきますが、瀬畑先生、茶谷先生と共に、象徴天皇制の歴史研究の最前線を楽しそうに疾走しておられます。
 本年度は代替わりが分かっていましたので、キックオフとなる第1回は佐々木髙雄会員に「人間宣言の二面性について」をお話しいただき、さらに広げて、第2回はお若い王継洲会員の「蠟山政道の政治学に対する考察――国家論を中心にして」、第3回ではご本を出された大西比呂志会員の『伊沢多喜男――知られざる官僚政治家』の書評を黒澤良氏に、また、近年刊行が進んでいる参議院議長河井弥八の日記を小宮京会員にご紹介いただきました。そして第4回では浅井良夫会員のご報告「1970年代の東アジア工業化と日本――東アジア経済史研究からの示唆」と活発な議論を堪能しました。1年の集大成としての年末シンポジウムに、ぜひ多くの会員、関心がある方々にお集まりいただきますようお願い申し上げます。
 10月31日に沖縄の首里城正殿等が焼失しました。まったくもって悲痛なことで、テレビを見る目を疑いました。かつて多くの会員が属した占領史研究会は1989年9月15日に那覇市自治会館で沖縄占領研究シンポジウムを開いています。首里城の復元工事が始まったのも同年と聞きます。また、沖縄県公文書館では私たち研究会のニューズレターを見るなど、特別な縁を感じてきました。息の長い取り組みが予想される中、何かできないかと友人に信頼できる募金窓口をうかがったところ、沖縄県と那覇市がすでに寄付を受けているようです。ご紹介申し上げます。下記のURLについては、本研究会のブログもご参照ください。
沖縄県https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/doboku/kikaku/syurijyou/syurijyousien.html
那覇市:https://www.city.naha.okinawa.jp/safety/sinsai/shurijousienkin.html
                                  (代表 村井 良太)  

       ★★  ブログ編集後記  ★★
 早いもので、今年も師走が近づいてまいりました。
 そして、年末シンポの時期となりました。
 11月2日(土)に、2019年第4回研究会として、浅井良夫会員にご報告をいただきました。1970年代の東アジア工業化と日本との関わりから派生した多岐な事項にわたって、多くの熱い議論が交わされていました。
  いよいよ、次回は年末シンポです。
 「象徴天皇制」をテーマに、河西 秀哉氏(名古屋大学)と坂本 孝治郎氏(学習院大学)のご報告、瀬畑 源会員(成城大学)、 茶谷 誠一氏(志学館大学)、 村井代表のコメントから、昭和・平成・令和の天皇制の潮流と意味合いが、私にも見えてくるのではないかと楽しみにしています。
                                                 (文責 栗原)


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